
はじめに
「広汎性発達障害」(PDD)
いくつかの発達障害をまとめた総称です。
自閉スペクトラム症(ASD)、
アスペルガー症候群、
特定不能の広汎性発達障害(PDDーNOS)
などが含まれます。
共通している特徴は
・コミュニケーションが苦手
・社会性の発達に偏りがある
・強いこだわりや感覚の偏りがみられる
「広汎性発達障害」って
すごく難しくて聞き慣れなくて、
なんかちょっと怖い響きが
あるかもしれません。
私自身も、
息子の診断がついて調べたとき
「これからどうしたらいいんだろう」
「私の育て方が悪かったのかな」
と、不安でいっぱいでした。
でも、少しずつ子どもの気持ちに
寄り添いながら過ごす中で、
ただ「困りごとがある」だけじゃなく、
子ども自身の世界の見え方や
感じ方が違うだけなんだって
気づくようになりました。
広汎性発達障害の特性と、うちの子の場合
コミュニケーションが難しい
息子は、
気持ちを言葉で
伝えるのが苦手です。
「これが嫌」
「これが欲しい」
がうまく言えなくて、
泣いたり怒ったりして
しまうことも多いです。
子どもとしては、
「ぼく、言いたいけど
言葉が出てこないんだ」
「どうしてママはわかってくれないの?」
ってもがいて癇癪を起こしてしまう…
一方、親としては、
「なんでこんなに泣くの?」
と最初は戸惑ったけど、
言葉じゃなくて表情や仕草を見て
「今はこうしたいんだな」
と察するように心がけています。
気持ちを表すカードや写真を
使うと
「僕、寂しかったよ」
「このお菓子美味しい」など
少しずつ気持ちを伝えられるように
なってきました。
こだわりが強い
息子は、
同じ道を通らないと
気がすまなかったり、
毎朝必ず同じ靴を
履きたがったりします。
予定が変わると
大パニックになることも…。
子どもはきっと
「いつもと違うとすごくドキドキする。
安心できないんだ」
って思うかもしれません。
親の私たちは
「なんで今日はこっちの道で泣くの?」
とイライラしてしまったこともあります。
でも今は
「この道の方が安心するんだね」
と受け止めるようにして、
どうしても変わるときは
「今日は〇〇だからこっちに行くよ」
と前もって伝えるようにしてます。
少しずつですが、
心の準備ができると
泣く時間も減ってきました。

対人関係での困難
保育園や公園で
「お友達と一緒に遊ぶ」
ことが苦手な息子。
ひとりで砂をいじっていたり、
同じ動きを繰り返したり…。
子どもからすると
「お友達と遊ぶのも楽しいけど、
どうやって声をかけたらいいのか
わからない。ひとりの方が安心する」
って思っていると思う。
親の私たちにとっては、
「どうして一緒に遊ばないんだろう」
「仲間外れになってしまわないかな」
と心配で胸がギュッとなることもあります。
でも今は
「ひとりで遊ぶのもその子の大切な時間」
と思うようにしました。
無理に集団に入れようとせず、
少しずつ「一緒にやってみよう」と
声をかけてくれる先生や
お友達に助けられています。

ママの心のケアも大切に
正直に言うと、
私は何度も
「なんでうちの子だけ…」
と思って涙を流したこともありました。
でも、
泣いていいんです。
悩んでいいんです。
ママがしんどいときは、
「私もしんどい」
って誰かに話していいんです。
発達の特性がある子どもを育てるのは、
想像以上にエネルギーがいります。
だからこそ、
ママ自身の心を休めることが本当に大切
なんです。
私も1人の時間を作ったり、
信頼できる友だちに話したりして、
少しずつ心を軽くしてきました。

おわりに
広汎性発達障がいのある子は、
たしかに
「難しさ」もあるけれど、
同時に
「その子にしかない世界の見方」や
「素晴らしい集中力」など、
強みもたくさん持っています。
ママが「困った子」と思うより
「この子の特性」だと捉えると、
不思議と少しだけ心が楽になりますよ。
今日も子育てに
向き合っているママ、
本当にお疲れさまです。
あなたは1人じゃないですよ。
最後までお読みいただき
ありがとうございます。
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